気の向くままに試作調整を重ねてきました50MHzのCQアンテナですが、4eleHB9CV、5eleCQ、8eleCQと変更・拡張してどの程度改善されたのでしょうか?アンテナパターンの比較を以下に示します。
電力半値幅はやはり8ele CQが最も狭く、5ele CQより約10度ほど狭いようです。しかし、310度方向にサイドローブの山が見られます。この原因については不明です。FB比は調整段階の5eleCQの方が良いようですし、80度方向の切れも悪いようです。こうして見るとまだまだ調整する必要があるようです。これらのデータは測定上の問題化も知れませんし、季節による後方の山の反射の変化かも知れません。約半年の内に住宅が建設された影響かも知れません。この程度が自宅で測定できる限界なのでしょうか?
アンテナのタイプ
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水平ビーム幅(電力半値角)
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FB比
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4 elements HB9CV
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約60度
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約12dB
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5 elements Cubical Quad
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約50度
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20dB以下(Dip点 27dB)
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8 elements Cubical Quad
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約45度
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17dBi以下(Dip点 33dB)
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