シャープなビームを目指して

 

 17. シャープなビームを目指して
    (
8ele CQの第一導波器の再調整) 
    

 第一導波器の長さを5575mm(スタブを除く)から5895mmにしてマッチング回路を調整致しました。その結果は第16項にも記したようにそれなりの帯域となりました。(元、VSWR1.5以下 2MHz以下から 0.45MHz)

 帯域を広くするために極端に短くしていたため、ビームパターンを含め最適には調整されていないであろうと考えたため今回の再調整を行いました。これで、CWとSSBを運用するには充分な帯域です。
 単に第一導波器(De1)を短く、マッチング調整をしただけのパターンを以下に示します。やはり、予想通りパターンは若干ブロードになり、FB比に至っては15dBほど(F=50.5MHz)悪くなってしまいました。

 これから、第一反射器と第二反射器、第一導波器の調整。マッチング調整と根気良く行う必要がありそうです。果たして、広帯域セッティング以上のパターンになるのでしょうか??

 上のパターンでも明らかなように、FB比は周波数が低いほど良いようです。第一導波器(De1)を長くしすぎたようです。この状態で反射器と導波器を再調整してみましょう。
 導波器を130mm短く5765mmにしてみました。

  HDDのトラブルで画像がデータがなくなってしまいました。(@_@)

  マッチング部は未調整ですが、ようやく、50.35MHzを中心にVSWRのDIP点がきました。この状態で、いつものようにパターンを測定致しました。50.1MHzではあまりFB比は変化が見られませんが、50.3MHzで約6dB、50.5MHzでは10dBのFB比の改善が見られました。天気の良い日にマッチング部とスタブを再調整してみようと思います。

  HDDのトラブルで画像がデータがなくなってしまいました。(@_@)


最終修正日: 00/04/19