8ele CQの再調整

 

 16. 8ele CQの狭帯域化とVSWR 

  謝辞まで書いた後、なんなんですがまたまたさわり出しました。      

 5eleCQと同様に、8eleCQも50.1MHz〜52MHzの広範囲にわたって低い値を示していました。ただ、余りに広域であり共振していないような気がしていました。製作当初は、本アンテナを広帯域化することを目論んで第一導波器(1stDerector)を極端に短くしていることを思い出しました。広帯域化をあきらめて第一導波器の長さを5575mm(スタブを除く)から5895mmにしてマッチング回路を調整致しました。

 結果は上図の通りとなりました。5eleの狭帯域設計時にVSWR1.5以下の帯域幅350kHz程度でしたが、8ele時の現状は450kHz程です。更に単一周波数に関して追い込んでいくともっと狭帯域になることが予想されます。実用的な目標としては、上記の結果から50.05〜50.5MHzあたりでVSWR1.5以下あたりが頃合いかなと思っています。


最終修正日: 99/09/1